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私は現在26才の女性です。ずっとワキガに悩んでいますが、どういう治療を受けたらいいのかわからないままです。
超音波法、切開法、煎除法、吸引法の簡単に手術方法を教えてください。
また各々どういうタイプに最適な手術なのかを教えてください。
北海道/26歳/女性/会社員/168cm/54Kg

汗を分泌する線には、エクリン腺とアポクリン腺があり、エクリン腺は全身に分布し、これから分泌される体液は普通の汗であり、臭いの原因にはなりにくいものです。これに対しアポクリン腺は、体の脇の下、陰部、外耳道など、限られた所に分布し、ここから分泌された体液やタンパク質は、細菌により分解され、臭いを発散させる原因となります。
そしてこのアポクリン腺の多い人は、耳垢もぬれていることが多く、遺伝性が証明されています。このような人で、わきの臭いが気になるようなら、「わきが」といえるでしょう。
さて、わきがの治療ですが、市販の制汗剤で満足できないなら手術治療しかありません。人の皮膚にはこれを栄養する皮下血管網が多数存在し、アポクリン汗腺もこのへんに存在することが、わきがの手術の難しいところなのです。つまり、皮下血管網を傷つけずアポクリン汗腺のみ除去できれば良いのですが、完全には不可能だということです。
では、現在行なわれている、わきがの手術についてその特徴と長短について、説明していきましょう。


●「吸引法」

わきの下に1cm程の切開を入れ、吸引管を挿入し皮下組織を吸引する。きわめて手軽で、安静期間も4〜5日と短いのですが、効果が低く、軽度のわきがには良いかもしれませんが、私はあまりお勧めしません。(5万円)

●「切開法、煎除法」

わきの下に5cm程切開を入れ、皮下を剥がし、血管を確認しながらアポクリン腺をはさみで切除する。高度なわきがに対し最も効果がありますが、術後の傷あとなど美容面の問題と、十分な安静期間の必要が欠点といえます。
約1週間、厚ガーゼを皮膚に縫い付け圧迫をするため、両手は不自由となり、その後も抜糸まで約1週間、手をあげないなど比較的安静を命じられます。(20万円)

●「超音波法 キューサー・アブレージョン法」

現在、肝臓切除に使われている超音波メスは、血管や神経を温存しつつ、他の組織を分解吸引することができます。わきの下に2cm程切開を入れ、このメスでアポクリン腺を選択分解吸引します。効果も煎除法と遜色なく、簡易圧迫2〜3日、その後の比較的安静期間も4〜5日と短くて済みます。しかし、手術手技が特殊なため医師に熟練を要します。私はこの方法をもっとも推薦しています。(15万)

(回答者:酒井形成外科 酒井 倫明)


超音波法、切開法は、私は行っていませんので、その効用について充分な経験はありません。

イ)現在、私達の行っている剪除法が一般的です。すなわち、腋窩のシワに沿い切開、皮膚を反転して、皮下のアポクリン腺を剪(はさみ)で摘除する方法です。最も適確で臭いがなくなります。同時に毛根もなくなりますから、大部分の毛は生えなくなります。

しかし、術後3〜7日間の安静(上腕の運動制限)が重要です。切開部位には瘢痕が多少残りますが、数カ月後に瘢痕の修正することも可能です。


ロ)吸引法は、1〜2cmを切開し、吸引器で皮下のアポクリン腺を削り落とすと共に吸引して摘除します。切開の瘢痕が小さくてよい。術後の安静を剪除法ほどに厳守する必要がない。ただし、ワキガの臭いが多少残るかも知れない。毛は剪除法のようになくならない。


臭いを徹底的になくしたいなら、イ)が最良。多少残ってもよいのなら、ロ)でもよい。女性の場合、腋の毛のない方を望んでいるから、イ)を推薦する。就業により安静がとれないならば、ロ)を選ぶしかない。
要は患者本人がワキガをどの程度意識しているかです。

(回答者:杉本美容形成外科 杉本 孝郎)


<手術方法について>

●超音波法

尖端より超音波の出る器具を使い、アポクリン腺を破壊する方法。手術時間が短く、簡単さが売り物。しかし、皮膚の火傷をきたすことがある。比較的最近に始まった方法なので、再発率などの遠隔成績は不明。病理学的に考えて、根本的な治癒を疑問視する医師が多い。

●せん除法(切開法)

切開法、せん除法は、同じものと考えて良い。わきがに対するスタンダードな手術法。総合病院などでされているのは例外なくこの方法。皮膚をめくって小さなハサミでアポクリン腺、皮脂腺を削るようにして取ります。
手術時間がかかる事と、傷が大きい事がこれまで欠点とされてきた。しかしヘッドライトの使用や器具に工夫をすることで、傷は2cm程度に抑えられます。形成外科的な縫合をすると、時間が経てば傷はほとんど分からなくなる。術後は脇毛はパラパラとしか生えてきません。本院で工夫を加え採用している方法です。効果は確実。健康保険も使える。

●吸引法

管で皮膚の裏をこすり、落ちてきたアポクリン腺を電気掃除器の様に吸い取る方法。効果は不確実。ほとんど再発する。インチキ療法と呼ぶ高名な医師もいる。


<タイプと治療法>

症状が軽ければ手術の必要はない。中等度から重症のものではきちんとした治療が必要。多汗に対しても効果の高いせん除法、皮膚削除法、イナバ式等をお奨めする。効果に疑問のある超音波法、吸引法は、お奨めできない。

(回答者:フタバ美容外科 神田 好雄)





 




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